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ランチェスター経営戦略【ランチェスター戦略と差別化】

こんにちは!

合同会社パシュート代表の二宮です!

経営者やビジネスマンなら知っている「ランチェスター戦略」について書きましたよ~★

経営戦略や販売戦略に悩んでいるなら、シンプルにランチェスター戦略を活用がおススメ

ランチェスター戦略とは?

ランチェスター戦略とは弱者が強者に勝つための戦い方やルール、原理原則です。

弱者と強者の戦い方は180度全く違うのです。

NO.1になるといいことが沢山あります。

・利益率が向上すること

・ブランドができること

・地位が安定すること

ランチェスター戦略を知っているかどうかで店舗運営の生死を分けることもあります。

弱者が行き当たりばったりで戦えば必ず負けてしまいますね。

戦い方のルールやコツを知っていると有利に考えられます。

コツとは大事なポイントのこと、シンプルでわかりやすく、効果が高いルールです。

弱者の戦い方を知ることで計画的に戦略をもって経営することで良い結果に導きます。

大企業=強者、小さい会社=弱者ではない

一般的に大企業が強者、小さい会社は弱者というイメージが高いです。

強者とは競合局面において市場占拠率1位の企業のことです。

弱者とは競合局面において市場占拠率1位以外の企業のことです。

強者、弱者とは1位か1位じゃないかだけです!

何かでNO.1になったことで何かの成果が出やすくなります。

競合局面の定義、強い会社とは

競合局面の定義を知っていますか。

競合局面の定義

・地域

・顧客

・商品

・流通

 

この4つの視点を持つことです。

競合局面とは全体の大きさじゃなく、どれだけ強い会社が重要です。

売り上げだけでかくなっても失敗するだけなので、でかくするよりも会社が小さくても強くなることが大事です。

小さな会社でも

・利益率が取れる

・筋肉質な経営ができる

・技術がすごい

・商品が素晴らしい

・お客様の対応が素晴らしい

社員全員が100マス計算を10分でできるなど会社全体の計算力が高いのも強みです。

多くの人は会社を大きくしたがります。

借り入れをしても売り上げをでかくしたがります。

でも、会社が弱いと直ぐに潰れてしまいます。

小さくても強い会社を目指すことが大事です!

ランチェスター戦略【差別化のコツ】

他社と差別化をすることで印象をよくすることが出来ます。

簡単な方法としては名刺交換です。

名刺交換のコツ

①名前(フルネーム)
「名刺交換の際に○○さんですね」と相手の名前をフルネームで呼ぶ

②仕事
「どんな仕事をされているんですか?」など相手の仕事に関して聞く

③関心
「どちらからいらっしゃったんですか?」「珍しい名前ですね」相手に関心を持つ

 

この3つを実践することで差別化をすることが出来ます。

自社の製品を買って欲しくて売り込みをガンガン行ってしまうと相手も引いてしまいます。

自分から相手のことを聞くことで親近感がわきます。

ランチェスター戦略の基本

ランチェスター戦略の基本は3つあります。

・差別化

・1点集中

・NO.1

3回繰り返すことを個別撃破と言います。

これは相手に伝えたい事や部下に伝えたいことをあっさり、しつこく繰り返す。

これを行うと効果が出ます。

動きを加えるとさらに効果的です。

差別化をする方法

差別化と聞くと何か特別なことをしなければいけないと思ってしまいます。

小さな会社が特許を取得するなど大きなことを成し遂げることは簡単ではありません。

自分の会社は何もない・・・と思うかも知れませんが、それでもやれる差別化があります。

差別化には3つあります。

徹底する

誰にでもできる簡単なことを誰にも負けないほど徹底して行う。

微差、僅差を大事に、ほんのちょっとの差を丁寧に積み重ねることが大事です。

やり続け、時間をかけることが大事です。

ですが、多くの人は途中で諦めてしまいます。

諦めるか続けるかが分かれ道です。

その時に意図を持って、時間を区切って、範囲を絞って行うとやりやすくなります。

何でもいいので一つ徹底してやり続けることが大事です!

勇気を持つ

やるのは簡単ですが、怖さに立ち向かう勇気がないからやらない。

人がやらないことをやる孤独感、疎外感が怖い。

自分だけが別の道を行く勇気がない。

日本人は和を大事にする民族なので、他の人と違うものを選ぶ、違う事を言う、そこから一歩外に出る勇気が出せずに怖くなってしまいます。

怖さが出て、やったことがないから出来なくなってしまう。

「ほんのちょっとでいいからやってみよう」と些細な事でもいいので、他の人が選ばない事や、やったことがないことにチャレンジする勇気を持ちましょう!

差別化は掛け算

「何を」「どうするの」2つの切り口で3つの違いを作る。

手間をかけて徹底して強みを磨き続ける。

弱い所に目がいきがちですが、強みをさらに強くする。

差別化をする6つの切り口があります。

これが「何を」の部分になりますよ。

・製品

・価格

・販路

・販促

・サービス

・エリア

この6つの切り口に「どうする」を加えます。

・足す

・引く

・変える

・○○だけ

・○○に絞る

組み合わせることで何通りのやり方が生まれます。

全部やる必要はないので、自分の会社ならこれができると自分で組み合わせて実践してみましょう。

例えば製品の色を変える、A製品とB製品を抱き合わせで販売するなど組み合わせましょう。

万人受けを狙わない

ランチェスター戦略は万人受けを狙わない事です。

嫌われてもけっこう!私は私の生き方。

皆にいい人は誰の友達でもありません。

誰からも好かれようと思っているから味気ない。

皆に売ろうとしようとせず、欲しい人、興味がある人だけでいいんですよ。

コーチング的にも皆に好かれようとすることで孤独を感じストレスがたまります。

ビジネス面でも皆に好かれようと万人受けを狙うよりも「自分は自分でいい」と嫌われる勇気を持つとコアな友達が増えていきます。

営業でも複数の商品を売ろうとすると上手くいきません。

エリアを絞って、商品を絞って、これだけやる!

そうすることで結果が出やすくなります。

自分の中で一番売りたい「NO.1」、「NO.2」、「NO.3」を明確にすることは大事なことです。

多くをやろうとすると結局、上手くいきません。

人は話を聞いて「知る」「分かる」まではできますが、次のステップの「行う」を実行に移せる方は少ないです。

何でもいいから1回やってみる。

1週間、一か月の期限付きでもいいので。やってみることが大事です。

実際に行ってみると必ず変化が起きます!